腰痛
日本人の約8割以上が一度は経験している腰痛。
病院で検査をしても、原因を特定できるのは約15%で、それ以外は原因不明とも言われています。
痛みの原因としてはスポーツ等によるケガ(急性疾患)を除けば、同じ動作の繰り返し、ストレス、筋力の低下、悪い姿勢などがあげられます。
最近特に多いのが「悪い姿勢」です。座っている時、姿勢は崩れやすく、立っている時と比べ腰には1.5倍近くの負荷がかかっていると言われています。その為、座っている時は注意しなくてはいけません。
辛い場合は横になったりして楽な姿勢で休憩しましょう。
少しずつ運動を始めることで症状が改善されていくことが多いので、悪化しないよう自分でコントロールしていくことが重要です。
腰痛の施術
当院の腰痛治療は、痛みを取り除くための“患部の治療”と、身体全体から患部に与える要素を取り除くために“全身調整”を行います。そのあと、治療効果が継続するように“パーソナルトレーニング”を行います。
患部の治療について
患部の治療では、電気療法と徒手療法にて筋肉や関節をアプローチしていきます。筋肉は使い過ぎると固くなり痛みが出現します。当院では治療効果を最大限活かす為、電気療法と徒手療法を組み合わせて施術を行っていきます。患者様の訴えに寄り添ってどこの筋肉や関節で痛みが出現しているか特定して施術を行っていきます。
全身調整について
全身調整では、腰部以外の場所から腰部に負担をかけている関節や筋肉を中心にアプローチしていきます。
当院では痛みの出現している場所は「結果」であり、「原因」ではないケースが多いと考えています。「結果」ばかりアプローチしていても根本的な施術にはならないため、患部の治療と合わせて腰に負担をかけている「原因」にアプローチしていきます。具体的には股関節や足関節、姿勢からくる腰への負担をストレッチや運動療法により改善させていきます。
スポーツでの腰痛にお困りの方
スポーツで受傷した腰痛に対して、動作分析と姿勢分析を行い、その分析の内容を踏まえて実際の運動中に腰にどのような負担がかかっているかを丁寧に説明致します。その後、オーダーメイドの治療企画を作成します。また、運動中に痛みの再発を防止するため、柔軟性の向上と筋力の向上を目的にトレーニングを行います。
長年続く腰痛にお困りの方
長年続く腰痛に対して「なぜ痛いのか?」という事を明らかにする為に患者様とのカウンセリングから腰痛の原因を紐解いていきます。経過の長い腰痛では患部の施術も大切ですが身体全体から腰にどのように影響を与えているかという事が重要になってきます。問診の時間を十分にとって身体全体から評価していきます。
また、長年続く腰痛もまた体質の改善は必須になります。「なぜ痛いのか?」に焦点を当てて姿勢の改善と再発予防を目的にトレーニングを行っていきます。
ぎっくり腰
顔を洗おうと身体を曲げた時や、中腰で荷物を持とうとした時、急に腰をひねった時などに起きる激痛を「急性腰痛症」通称ぎっくり腰といいます。
ぎっくり腰は加齢が始まる30歳後半くらいから多くなると言われています。
運動不足や肥満体質など様々な原因が考えられますが、重労働の人はそれほど多くなく、デスクワークや車に長時間乗っている人に多いという結果が出ています。
あまりの痛みでまったく動けなるのはとてもつらいものですが、3~4日安静にすることで痛みは少しずつ消失していきます。一般的には1週間~2週間前後で自然に回復していきます。
痛みの続く場合や下肢にしびれなどが続く場合は、他の疾患が隠れていることがあるので注意が必要です。
ぎっくり腰の施術
当院では、ぎっくり腰の原因を特定するために問診、視診、触診、整形外科徒手検査法を行い原因を鑑別します。施術では特殊電気治療と手技療法を行い痛みを軽減していきます。また治療後の処置としてコルセット等も完備していますのでご相談してください。
※症状によっては医師との対診を勧める事もあります。
急性期
急性期の腰痛では、「痛みの管理」が重要であると考えています。患部に特殊電気を照射する事により痛みを軽減させて「痛みの管理」を行っていきます。また、腰に負担をかけないような日常生活動作についてもお伝えします。
回復期
痛みが軽減したあとはギックリ腰になってしまった「原因」を中心に施術していきます。
ギックリ腰になる原因は様々ありますが、根本的な所は姿勢や体の使い方などの「生活習慣」にあると考えています。日頃からケアをしながら腰痛と上手く付き合っていくのが腰痛改善への方法だと考えています。また、当院ではトレーニング指導も行っています。治療の併用してトレーニングを取り組む事により腰痛を再発しない強い身体作りにも取り組んでいきます。
※ご注意
当院では予約の方を優先的にご案内する予約優先制をとっております。受傷後にすぐ予約をとって頂ければ待ち時間を少なく、安心して受診して頂けます。また、※往診もいたします。
※往診は要予約…時間外で往診を致します。
痛みが激しく、自力で来院できない場合のみ時間外にて往診(最大4~5回迄)いたします。